一時的なキャッシュフロー改善策で急場を凌いでも根本的な解決には至りません。
収益力の向上は事業再生や会社再生を達成する上で逃げることのできない課題です。
ついては、売上の増加やコストの削減をどのようにして為し得るかを考えなければなりません。
勘定ひとつひとつを探りながら、できること、すべきことを実行していきます。
具体的にいうと、売上の減少ならば販売促進や営業体制の強化、新製品の開発が課題となるでしょうし、コスト面からすれば調達価額や労務費・人件費、家賃など、また借入金利息の額などが見直しの対象となりやすい項目です。
再生計画を考える・コンサルティングするにあたっては、改善・向上ができるか否か、できる場合にはその効果が債務弁済に十分なものかなどを総合的に勘案し、選択可能なスキーム、事業継続が可能となるスキームを構築していくことになります。
(1)再生の意味と進め方
(2)再生成功のキーワード
(3)再生手法策定の考え方
(4)資金繰り改善への取組み
(6)早期発見、早期治療