事業再生コンサルタントの中小企業経営コラム

金融機関における貸付条件の変更等の状況

平成25年6月25日、金融庁より「金融機関における貸付条件の変更等の状況」についてリリースがありました。※詳細→金融庁HP

今年3月に期限が終わってた円滑化法。しかし金融検査マニュアル上に趣旨は残りました。
リリースされたデータを見るに、期間終了まで月平均10万件のリスケ申込み数で、期限後の4月についてもほぼ同数の申込みで、かつ実行率も98%という内容になっています。

データからも変わらず対応いただいている様子がわかりますね。 

貸し付け条件変更等の申込件数等の推移(出典:金融庁)
貸し付け条件変更等の申込件数等の推移(出典:金融庁)

とはいえ、円滑化期限を3月に迎え、期限後の4月には申込件数自体は8割減と大きく減少しました。ひと月で企業情勢が大きく変わることは考えられないですから、受付金融機関側でだいぶ調整したのでしょう。おそらくは、ここからまた増加上昇の方向に進んでいくものと思われます。

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池田ビジネスコンサルティング

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