事業再生コンサルタントの中小企業経営コラム

資金繰り表をつけよう!(2)つけ方

前回のコラムで資金繰り表の意味と構造についてお話しました。今回はそのつけ方です。

 

 

資金繰り表が収入と支出で構成されているのはOKですね。実際、収入と支出の個別の内容で代表的なものは以下のとおりとなっています。

 

経常収支

L収入

 L売上入金

  L現金売上

  L売掛金回収

  L受取手形期日入金

  L雑収入

L支出

 L仕入支払

  L現金仕入

  L買掛金支払

  L支払手形決済

 L人件費支払

 L販売費支払

 L支払利息・割引料

 L雑支出

 L固定資産(現金払)

財務収支

L収入

 L手形割引

 L定期預金取崩

 L借入金

 L有価証券売却

L支出

 L借入金返済

 L定期預金預入

 L有価証券買入

 

 

この詳細の科目はあくまで代表的なものですので、もっと細かく記載してより明確な内容にすることもできます。(例えば人件費や販売費の内容をさらに区分する等)

資金繰り表を付けてみましょう

資金繰り表の意味と構造がわかったところで、さて、実際にやってみましょう。

 

前月繰越額は100円です。

入金は全部で2500円ありました。

内訳は現金売上500円、売掛金回収1000円、受取手形期日入金500円、借入によるもの500円です。

出金は全部で2000円でした。

内訳は現金仕入1000円、買掛金支払500円、人件費支払150円、販売費支払150円、支払利息割引料50円、雑支出50円、借入金返済100円です。

 

これを転記していくと、

 

前日繰越        100

経常収支

L収入

 L売上入金

  L現金売上     500

  L売掛金回収    1000

  L受取手形期日入金 500

  L雑収入       0

        (小計)2000

L支出

 L仕入支払

  L現金仕入     1000

  L買掛金支払    500

  L支払手形決済

 L人件費支払     150

 L販売費支払     150

 L支払利息・割引料    50

 L雑支出         50

 L固定資産(現金払)       0

         (小計)1900

     【経常収支差額】100

 

財務収支

L収入

 L手形割引                     0

 L定期預金取崩                0

 L借入金                     500

 L有価証券売却                0

          (小計)500

L支出

 L借入金返済               100

 L定期預金預入                0

 L有価証券買入       0

                  (小計)100

     【財務収支差額】400

 翌日繰越        600

 

とこうなります。

 

この表を日々で作ったものを日繰り(ひぐり)表などと言ったりします。日々の収支およびその予定を記載した日繰り表を作成するのが原則となります。“予定”を入れることがとても大切です。

 

池田

 

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