IT導入補助金採択結果公表(2022年10月31日申請締切分)

ニュースの概要

事業再生コンサルがピックアップした補助金等中小企業関連情報の今回は、IT導入補助金採択結果公表のニュースです。

 

2022年12月6日、中小企業庁HPにて、IT導入補助金の採択結果が公表されました。

https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/gijut/2022/221206it_saitaku.html

 

今回のIT導入補助金は、通常枠が7次、セキュリティ対策推進枠が3次、デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)が14次の締切分となります。日付でいうと、2022年の10月31日締め切りの分ですね。

 

今回は全体で3,231件の採択です。

 

採択割合は

採択割合を見てみますと、以下表のようになっています。

申請区分 採択数/申請数 採択率
全体 3,231採択/4,250申請 76.0%
通常枠 1,364採択/1,954申請  69.8% 
セキュリティ対策推進枠 55採択/57申請 96.5% 
デジタル化基盤導入枠 1,812採択/2,239申請 80.9% 

話題だったデジタル化基盤導入枠も8割超えの採択率でしたね。

それでも2割は落ちたともいえるので、申請をサポートするIT事業者さんは、公募要領をしっかり読み込んで取り組んでまいりましょう。(ちゃんとやればまず落ちない感じですけどね)

  

各申請区分について

通常枠、セキュリティ対策推進枠、デジタル化基盤導入枠それぞれの区分の内容、事業目的について、以下記載しておきますので、今後の申請検討の参考としていただければと思います。

 

通常枠(A・B類型)

中小企業・小規模事業者等のみなさまが自社の課題やニーズに合ったITツールを導入する経費の一部を補助することで、みなさまの業務効率化・売上アップをサポートするものです。

自社の置かれた環境から強み・弱みを認識、分析し、把握した経営課題や需要に合ったITツールを導入することで、業務効率化・売上アップといった経営力の向上・強化を図っていただくことを目的としています。

 

セキュリティ対策推進枠

中小企業・小規模事業者等のみなさまがサイバーインシデントが原因で事業継続が困難となる事態を回避するとともに、サイバー攻撃被害が供給制約や価格高騰を潜在的に引き起こすリスクや生産性向上を阻害するリスクを低減していただく事を目的としています。

 

デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)

中小企業・小規模事業者等のみなさまが導入する会計ソフト・受発注ソフト・決済ソフト・ECソフトの経費の一部を補助することで、インボイス対応も見据えた企業間取引のデジタル化を推進することを目的としています。

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